ウーマン

皮膚病の一種であるいぼ|再発の恐れを断ち切る為に何度か通院

原因と除去方法

先生

ウイルスや刺激が原因

いぼとは、肌の表面にできる膨らみのことで、これにはウイルス性のものと刺激によるものとがあります。前者のいぼは、肌にウイルスが入り込み、それが増殖していくことで盛り上がります。ウイルスは細胞と同化することで、細胞分裂によって自身を増殖させます。そのため細胞分裂がおこなわれる限り、つまり生きている限り、ウイルスは増え続け、いぼは膨らみ続けることになるのです。また、周辺にその数を増やしていくこともあります。免疫力によるウイルスの撃退で、自然治癒することもあります。しかし自然治癒には、早くても数ヶ月、長ければ2年ほどかかります。また、免疫力が低い場合には、そもそも自然治癒しません。そのため多くの人が、早めに除去するために皮膚科や美容外科での治療を受けています。また刺激によるいぼは、劣化した角質が除去されずに肌に残ることで生じます。劣化した角質は、通常は新しい角質が作られることで、洗顔時や入浴時などに垢として肌から除去されていきます。しかし新しい角質が作られないと、肌から除去されないまま、どんどん劣化していきます。劣化により角質は硬化してゴワゴワとした状態になるのですが、それが蓄積することで、いぼとなるのです。角質は、刺激を与えれば与えるほど劣化していきます。そのためこのいぼは、日常生活で特にこすれることの多い手足の指、首や脇などによく生じます。劣化した角質が蓄積されるほど、大きくなったり数が増えたりするので、これもやはり、治療で早めに除去することが肝心とされています。

液体窒素やレーザーで

ウイルス性のいぼの治療は、液体窒素を使っておこなわれることが多いです。液体窒素は非常に低温で、これを綿棒などにつけて押し当てると、ウイルスは生命を維持できなくなるほどに冷えます。もちろんウイルスが入り込んでいる細胞も一緒に冷やされて生命力を失うので、その場から除去されやすくなるのです。ただしウイルスは、肌表面からやや深い部分にも入り込んでいることがあります。その場合は肌表面から治療を始め、除去しながら深い部分にも液体窒素を押し当てていく必要があります。つまり治療回数が、その分多くなるということです。そのため少しでも早く除去したいという人のために、炭酸ガスレーザーを使った治療もおこなわれています。炭酸ガスレーザーとは、水分に吸収されることで熱を発するレーザーです。いぼには多くの水分が含まれているので、そこに炭酸ガスレーザーを照射すると、いぼのみが熱で蒸散されることになるのです。これによりいぼの膨らみはもちろん、肌の内部のウイルスもしっかりと除去されます。つまり、1回の治療で完治させることができるわけです。また、炭酸ガスレーザーの場合、劣化した角質によるいぼも除去することが可能となっています。角質にも水分が含まれているため、炭酸ガスレーザーを照射すれば、どんどん除去されていくのです。除去された後には、新しい角質が肌表面にあらわれることになります。新しい角質は、白く柔らかくつややかなので、炭酸ガスレーザーによる治療には、部分的な美肌効果もあると言えます。